北巡りーその7

 

 

2002年6月17日(月曜)午前7時丁度

 

携帯のアラームで目を覚ました。

今日が旅行最終日となる。

とりあえず二人を叩き起こし、ホテルのレストランで朝食を食べる。

最初に出されたパンを食べながら話していると、妙にパンが美味しく感じられる。

二人にも聞くと美味しいと反応が返って来る。

その後は洋風の朝食を食べて、部屋に戻り荷物をまとめて8時半にはホテルを後にした。

さすがに昨日の今日で運転が僕だとやばいので、今日の運転は龍にしてもらう事にした。

一旦、新千歳空港まで一般道で戻り、レンタカー会社に車を戻して新しい車に乗り換えた。

 

午前10時頃に新千歳空港を後にして、一気に高速を使い小樽へと目指した。

新しい車はこちら!

 

今回は軽自動車です。写真には何故か龍がひかれてます。(^^;

一応カーナビも付けられていたんだけど、画面が白黒で凄く見づらいし動作も遅い。

どうやら初期のカーナビらしい。

ある意味貴重かも!?

 

 

午前11時頃

札樽(さっそん)自動車道で一気に小樽に到着。

少し早いが昼食を取る事にした。

車を駐車場に止めて、係りのおじちゃんから入庫時間が書かれたレシートもらう。

おじちゃん:「小樽は初めてかい?歩き方を説明しようか?」

自分&龍:「いや何回か来ているからいいです!」

おじちゃん:「、、、、、、、、、。」

おじちゃんは凄い淋しそうでした。(^^;

そりゃ〜小樽に2〜3回も来てれば、大体分かるからね〜。

それに今回は小樽の街を見に来たんじゃなくて、小樽水族館だけを見る事だから。

とりあえず、龍のお勧めのお店で昼食を取る事にした。

本当なら炭焼き料理がおすすめらしい。

何と一人前が二人前の量もあってお値段も手頃らしい、だけど昼食なので普通に丼物を注文。

松はサーモン好きなのでそれをからめた丼物を注文。(^^;

昼食を食べ終えて、駐車場の近くでお土産を買いつつ、知らぬ間に大量に購入してた。(^^;

 

午後1時前後

小樽水族館に到着。

何故ここに来たかと言うと、龍がどうしても見せたいアザラシが居るというので来てみた。

自分:「それにしても駐車場が広いけど、車が止まっていないね〜」

龍:「いつ潰れるか分からない状態だな」

水族館の他に遊園地もあるが、余り動いている気配がない。

とにかく水族館内へと入ってみる。

中に入るとウミガメが泳いでいる!

まともに取れたのはこの一枚だけなんです。

以外にも亀の動きが速くてピントを合わせるのに一苦労。(^^

 

中の方に入って行くと色々な魚が展示されている。

           

3人で魚を撮って見た結果まともなのは、僕が写したデジカメだけだった。(^^;

一眼レフと使い捨てカメラではかなり、厳しい事が分かった。

色々な魚を見ている内に、龍が見せたいのは魚じゃないだろうと思い聞く。

龍:「じゃ、海獣エリアに行こうか!?」

自分&松:「怪獣!!??」

完全に勘違いしてました。(^^;

建物から外に出て海側にあると言うので移動すると目の前に「海獣エリア」が広がった。

 

階段を下りて行き、いきなり海獣が現れた!

 

完全にだらけてます、、、、。どうやら「ワモンアザラシ」だそうです。(^^;

 

う〜んほのぼの「ラッコ」です。

近くにはトドやらセイウチも見られるけど、写真では写しても何か分からないので載せません!

この近くにはこの水族館しか居ない珍しいアザラシが居るんです。

学術的名称は「アゴヒゲアザラシ」だそうです。

この時はふ〜んと思ったが、2002年の夏に多摩川に現れたアザラシの「タマちゃん」はこのアゴヒゲアザラシです。

余談で「タマちゃん」の写真と言ってこの時撮影した写真を仕事場の女の子にあげたら、完全に「タマちゃん」と信じ込んでしまい、「違う」とは言えなかった、、、、、。

それにしても柵で気づけよ!

 

実際のアゴヒゲアザラシはこちら!

   

どうやらこの2匹は保護されたアゴヒゲアザラシだそうです。

両方とも雌(女の子)みたですけど、身体がでかいな〜。

 

 

近くでショーをやっているので見るとペンギン・アザラシ・トド・カモメショーなどが色々な芸を見せてくれた。

 

    

アザラシの玉曲芸お見事! 一通り終わったら係りの人が空に向かって餌を投げると、近く居たカモメ達が一斉に飛び立って壮観でした。

まあ、ショーをほんの少ししか見てなかった。実は松がトイレに行ったまま帰らず、その間龍と僕は生け簀の中で泳いでいる魚を狙って、プチ釣りをしてました。(^^;

松が戻った所で龍が言った。

龍:「アザラシの餌を買おう!」

アザラシはサンマが好きみたい。

とりあえず、サンマが沢山入っているバケツを購入。

バケツを持って振り返ると驚いた!!

何とアザラシがこちらに一斉に向かって来る!

これにはビックリ!ここのアザラシの性格が分かった!

バケツを持たない人間には無関心だけど、バケツを持った人間が居れば、餌にありつけると言う訳か!?

餌付け出来るアザラシは「ゴマフアザラシ」と「ゼニガタアザラシ」の2種類。

「ゴマフアザラシ」と言えばアニメにもなったアザラシです。

「ゼニガタアザラシ」は北海道東部沿岸から千島・アリューシャン列島にかけての岩礁帯に生息するアザラシで、身体の模様が穴のあいたお金(銭型)からきてるそうです。

 

早速餌付け開始!

一匹目のアザラシはこちらをジーっと見てる(^^;

 

ーーーーう〜愛くるしい奴め!お前さんにやろう!ーーーー

高く餌を投げたら違うアザラシがハイジャンプ&キャチ!

ーーーー、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、ーーーー

可哀想なので改めて餌をあげました。

それにしてもわんさか集まる事。

隣で「バシャバシャ」とうるさいのが居たので見ると

 

「サンマよこせ〜!」と言わんばかりに水面を片手?で叩きつけているのでこやつにもあげよう!

その中で面白い奴を発見!

 

「へい!兄さん餌はこっちだぜ〜!!」と言わんばかりに片手を挙げて手招いている。

仕方が無いのでこやつにも餌付け、、、、、、。

その他に色々なアザラシに餌を与えていたが、龍が以前から話している。

手を叩くアザラシが居る事を聞いていたので、よ〜く見ると居ました!

確かに手を叩いているよ!

龍が餌付けしている時に決定的瞬間を収めた!

 

写真では両手?を上げている状態ですが、実際に両手で叩いています。

ここのアザラシは個性が強いのか?

ここまで色々なジェシュチャーするアザラシ達は初めてでした。

 

 

アザラシの餌付けを終えて感想を一言!!

「めちゃくちゃ面白い!」

小樽に行ったらまた来ようっと!

ちなみに冬季間は休業みたいです。

とても充実した小樽水族館でした。

ショーを終えた動物達を少し観察すると事にしてみる。

 

さて最初はペンギン達。

 

    

何だかお疲れのご様子でした。

今日のお勤めご苦労さん!

次は普通のアザラシ達。

 

     

かなりお疲れのご様子。(^^

訳すとこんな感じでしょうか?

「あ〜今日も疲れたな〜」

「そだね〜、お客さんにも受けたみたいだし。」

「ボーっとしますか!?」

「おいらはしばらく泳ぐよ」

こんな感じでしょうか?(^^;

 

最後に「時間があったらまた来よう!」と、向かいの島に誓いを立てた。

(よく分からん結末だよ!)

 

 

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