冬将軍到来、3羽カラスが行く北海道旅行
二日目 午前8時
起床
私は前日の夜は早めに寝た為、比較的早く起きた。(いつも夜更かししてるから。)
他の二人はまだ寝ている。
とりあえず、私は煙草に火を付けて一服をしていると、松が起き出した。
どうやら、彼は夜中の3時までテレビを見ていたらしい。(笑)
その後に海坊主が起き出した。
どうやら、二人共寝不足気味らしい、訳を聞くと私のイビキがうるさくて中々寝付けなかったらしいです。(笑)
とりあえず、朝食を取りにホテルの1階におりた。
外は大粒の雪が降っている。
私は6時頃目を覚ました時は、晴れていたのに今は降っているとは驚いた!
バイキング方式の朝食を食べ、部屋に戻り身支度を整えて、午前9:30にホテルを後にした。
今日は小樽に行こうと思うのだが、前日の北海道神宮を参拝していないし、その時に何か模様し物があると言うので、今日も北海道神宮に向かう事にした。
午前10時過
円山公園駅に着くと、そのまま北海道神宮に向かった。
前日見た時より、さらに積雪がある様な気がした。
神宮に向かう道はまだ人が通らない為、靴の中に雪が入る。
ちなみに私と松はスニーカーで、海坊主はブーツといった状態。
神宮前に着くと、山門の扉が開いていたので、本堂に向かい参拝して、その近くにお守りとか売っていたので物色。(..)
ついでにおみくじをやってみました!
私は吉であった。何か昨日より下がった様な、、(^^;
私はキーホルダータイプの打でのこずちを買った。
確かに神宮の横では何かやっているけど、地元の人が建物に集まってやっているけど、そこまで確認しなくてもいいなと思い諦めた。
神宮を後にして、地下鉄の駅に向かうが松が雪で面白い物を作っている。
小型の雪だるまなのだが、何故か手足が付いている。(笑)
それを路肩に積まれている雪の上に乗せ、デジカメで写真を撮っている。(^^;
さすがに札幌の子供はこんな事はしないだろうと眺めていた。
地下鉄に乗りそこから、札幌駅まで地下鉄で移動。
結局、札幌駅に着いたのが午後12時前であった。地下鉄からJRの駅に移動する時、地下街の売店で海坊主が立ち止まった。
何だろうと思い、見るとキヨスクの売店ではないか!?
でも、商品はケーキしか売っていない。
海坊主が声をかけてると、女性の店員が側にある紙を指したので見ると注文表だ!
良く見ると、聴覚障害者のお店らしい。
でも、ケーキが1個100円とは驚きであった!
海坊主は4個位買い求めて、札幌駅に移動。
切符を買い、ホームに行くとまだ電車は来ていないので、喫煙所で一服タ〜イム!
海坊主は煙草を吸い終えると、先ほど買ったケーキを食べて絶賛している。
よほど美味しいらしい、松も食べると「美味しい」と一言、私のも勧められたが前日の甘味屋を思い出し遠慮した。
あ、ケーキのキヨスクは地下鉄乗り場とJRの改札口の間にあります。
地元の方・札幌に行く方、中々の穴場ですよ!(笑)
電車を待つが、どうやら雪の為に遅れているらしいけど、ちゃんと走っている所はさすが北国と関心してしまう。
こんな雪が関東に降ったらすぐに、電車が止まるのが目に見えている。
遅れて来た「小樽」行きの普通列車に乗り込んだ。
札幌から小樽までは約50分、ちなみに「快速」だと35分位です。
列車に乗り、しばらく立っていたが席が空き始めると海坊主は席に座り早速寝ている。(笑)
私も席に座り、松は私の前で立ちながら話していると、電車は「石狩湾」の海が見えて来た!
やはり、天気が悪い為か海は荒れている。
そんな海を見ていると、携帯電話が鳴った。
(やば!電源切っていない。)
小声で電話に出ると、高校時代にアルバイトした時に知り合った先輩からの電話だった。
かなり、長い付き合いだけど、ここまで来ると腐れ縁としか思えない。(笑)
私はかけ直すと言い電話を切った。
ちょと回りの視線が気になった。(笑)
小樽に着くと、外は吹雪いている。
私は先程かかって来た先輩に電話すると、仕事が暇なので電話しただけとかぬかしているし、東京の天気を聞くと「こっちは暖かいよ〜」とか言っている。
(こっちは吹雪いて氷点下の世界なのに〜)と思いながら、土産の催促をされた。
電話を切り、早速小樽の街に繰り出して見た。
最初に向かった場所が有名な「小樽運河」。
海坊主はバスで行こうなんて言っているけど、無視して歩く事にした。
だって、バスが何処に行くか解らないし、何処で降りたらいいのやらと言った感じで徒歩で移動。
駅から小樽運河まで300メートルを歩くと到着。
しかし、そのまま直進して海の見える所まで来た。
ここで何故か写真を撮った。 けど写真が紛失した為にここは勘弁!
そこから、小樽運河の裏手の通りをしばらく歩く。
倉庫はお店に改装されており、色々な店が軒を連ねている。
一旦、小樽運河に出ると絶好の写真撮影ポイントがあったので記念撮影。(カシャ)
ちなみに私と海坊主と一緒に写真を撮ったが何故か、私が海坊主の脇を締めている写真が出来上がってしまった。(笑)
小樽運河を後にして、「次は何処に行こうか?」と地図を見ると「北のアイスクリーム屋さん」に行く事になった。
(冗談で言ったのに、二人は本気で行く様だ!何もこの寒い時に食べなくても、、、)
「北のアイスクリーム屋さん」は通りから外れた路地に立っている。
ここでも私のカメラはレンズを光らせ二人の後ろ姿と建物を写した。(笑)
中に入ると暖房の暖かさが頬を緩ませてくれる。
店内は女性客が椅子に座りアイスを食べている。
(座る所がないじゃん!)と思ったがどうやら二階にもあるらしい。ちょと安心。だって外でアイスはちょと、、、
種類は結構ある。ウニアイス・カニアイス・ジャガバタアイス・等々北海道らしいネタ?が揃っていた。
が私の目を引き付けたのが・イカスミアイスだ!
もちろん色は黒色!さすがにこれは抵抗した!(笑)
私はジャガバタアイスを注文!
他の二人もアイスを注文したが、どっちがどっちだか解らないけど、ウニアイスとカニアイスを注文した。
二階に上がるとテーブルと椅子があったので、ここで腰を落ち着かせた。
二人のアイスを食べたがほのかにウニとカニの味がする。
私のジャガバタは結構、味がハッキリしている。
アイスを食べながらテーブルの上にあるチラシを見ると、ここのアイスを発送してくれるらしい。
でも、イカスミアイスを友達に送ったら反感を買うだろうなと思った。
アイスを食べ終えたが、考えたら昼飯を食べていないので、そこら辺を歩いて店に入ろうと思ったが中々決められない。
そうすると、海鮮のお店があったので中に入ると色々な物が売られている。
海坊主は土産にイクラの醤油漬けを頼まれていたので、物色をしていると店のおばちゃんが色々と味見をさせてくれた。
しかし、その中から「クラゲのわさび漬け」を味見させてくれたけど、わさびの味しかしない!(T-T)
もちろん、わさびが鼻から頭に来たのは言うまでもない!
私は土産に磯海苔の瓶を買い求め、松と海坊主は色々と買ったのはいいけど、店を後にした時ある事に気づいた!
計算が合わないとぼやき始めた。
事の発端は清算する時であった。
会計をしていた若いお兄さんが値段を言うと、先ほどのおばちゃんが「ちょと待って!」と言った後、値段を言い二人はそのまま払ってしまった。
確かにボッタおばちゃんも悪いが、私から言わせれば、値段をちゃんと聞いて払うのだ筋だと思うけど、二人は全然納得してないいない。
皆さんも、お土産とか買う時は値札が無い場合はちゃんと店の人に聞きましょう!
そんな二人がぼやきながら、一旦小樽駅に戻った。
食べる所が中々決まらないので、小樽駅の中にある回転寿司にする事にした。
回転寿司と言っても、ここでは侮れない!
食べてみたけど、ホタテなんか口の中でとろける位美味しく、他のネタも美味しいのである。
食事を終えると松が行きたい「北一硝子」に行く事にした。
小樽駅前からタクシーで行き、5分程で到着。
最初に向かったのが、「北一硝子・アウトレット」である。
ここは通常の硝子製品より1〜3割程安いのである。
ようするにキズ物である。でも、キズと言っても素人の目から見ても何処にキズがあるのか解らない程度なのである。
店内は色々な商品が並んでいる。
松はピアス用を物色。海坊主は隣にある酒屋で日本酒を物色(笑)、私は別に買う物がないので色々と見ていた。
それにしても、色々な種類があるものだ!
灰皿・コップ・花瓶等々多種多用である。
「北一ガラス・アウトレット」を後にして、次は「小樽オルゴール堂」に向かった。
オルゴール堂の前に蒸気で動く、時計で記念撮影。
この時計を単体で撮影するのを忘れたので、近くにあった建物を撮影。(カシャ)
とりあえず、オルゴール堂の店内に足を踏み入れると中はオルゴール一色。
小さなオルゴールもあれば、人形付きのオルゴールと色々な種類が置いてある。
店内でおのおの分かれて見る事にした。
それにしても、凄い広さに幾つあるか判らないオルゴールを歩いて見る事に。
見ていると流石に疲れる。二階にも何かあるので二階に上がると、ふくろうの物が一杯ある。そんな中みていると隣にも何かある。内心(いい加減にしてくれ〜)とにかく移動して見るとアンティークオルゴールが展示されている。
よく、アメリカの店にあるミュージックボックスがあるが、それの原型とも言う物もある。
何枚かの円盤が入っており、好きな曲が聞けると言った感じだ!
ちょと疲れたので、私は一旦外に出て煙草に火を付け一服する事にした。辺りは夕闇が迫り街灯に火が始めた。
煙草を吹かしていると、ここの店員らしい人がバケツで雪を固めた物の中にロウソクを入れ火を灯している。
(そうだ!この時小樽では「小樽雪灯りの路」と言うイベントをやっている事を忘れていた。)
まあ、他の二人は楽しんでいるので、今回は諦めようと思った。
ちなみにこのイベントは先ほども書いたが、バケツで固めた雪の中にロウソクを灯して入れ、それを並べると言った物だが、雪の中にそれらが幾つも並び幻想的な光景を作り出しているのです。
いい加減、他の二人が出て来ない。
仕方がないので一旦店内に入り、二人を探すとオルゴール選びに必死の様子、、、
仕方がないので、私はしばらくボーと店内を見ている事にした。
オルゴールは買わないのか?と思いでしょうが、私は以前一人旅の時、函館で少し大きな時計オルゴールを購入しているので、今回はパスしているのです。
あれは高い買い物したと今になって思う。
ちなみにその時買ったオルゴール時計の値段は8千円です。何故か異様に気に入ってしまい、なけなしの財布から購入したのです。
ようやく、二人共オルゴールを購入したので、次の場所に移動!結局、1時間もオルゴール堂に居ました。(笑)
次は硝子の制作現場へ。
建物の端にある階段を上がると、北一硝子の工房をガラス越しに見学出来るので、見ると左手の方では机の上で黒いサングラスを掛けながら、小さな硝子工芸をバーナーの熱を使いながら、起用に色々な形を作っている。
う〜ん、流石職人と思う。
右手では男性と女性の職人がペアで作っている。
男性が溶解炉の中から水飴状の硝子を取りだし、それに息を吹き込むと水飴状の硝子が膨れて行き、さらにそれを机の上で転がし、女性の所に持って行くと女性はもう一つの熱されていた硝子を少し切り取り、先ほどの硝子に取り付けた。
出来上がり見事な水差しであった。
これには驚いた!たった3分で一つの作品が出来てしますとは!
でも、女性の職人とは驚きです。
見事な手裁きでした。
私達は工房の隣にある、「北一クリスタル館」に入ってみると店内は透明な硝子が展示されている。
二階に上がり見ると高さ1メートル強の花瓶がガラスケースの中に展示されている。
何か値札があるので、見るとゼロが5つありその上のけたが3と1になっている。
百三十万円!!!、しかもこれと同じのがもう一つある。
一体誰が買うのだろう、、、、
他にもあるが、小さな物でもうん万円である。
とてもポケットマネーで買える代物では無い!
ここでは見るだけ!(笑)
見ていたらあっ!と言う間に時間が過ぎてしまい、帰りの飛行機を考えると、そろそろこの小樽を離れなければならいので、「へ〜い!円タク」と言いながら、タクシーを捕まえ小樽駅に向かった。
電車が丁度来ており、早速それに乗り込んだけど、駅構内に雪灯りのロウソクがあったので撮影!(カシャ)
写真を撮り終え、電車に乗り込むと新千歳空港に向かった。
電車に揺られる事1時間で空港に到着。
搭乗開始まで1時間半以上あるけど、搭乗券を機械に通すと有無を言わさず券が出て来た。「おかしいな?」と思い券を見るとちゃんと搭乗手続きされている。
時間が早い為になった事だけと思ったが座席番号は飛行機の二階の一番後ろになっている。
これはこれで嬉しい。(*^^*)
搭乗開始まで、私はせがまれた土産を空港土産にした。
一人は「白い恋人」とちゃんとした物を指定。
後はテキトーに選び、「自分の土産も買うか〜」とロイズの生チョコにしようかな?と思ったけど、「以前買ったしな〜」と思い今回はロイズの板チョコをホワイト・ブラック・セミスィート・ミルクの4点を購入。
買いすぎかもしれませんが、1つ300円で安いだもん!
土産を買い、しばらく時間を潰した。
搭乗開始が始まり、いざ!出陣!!
帰りもボディ・チェクは引っかからなかった!
羽田行きのJAL526便は新千歳空港を後にした。
後書き
今回は予定通りには行かない事ばかりでした。(T-T)
旅行前、松とはよく話していたけど、海坊主は任せると言うので、予定を組んだけどやはり参加する以上は話しを通した方がいいです。
予定がバラバラ。(T-T)
後は無料バスが痛かった。本とか見ると午前10時と書いてあったけど実際は11時でした。遊ぶ場所とかは事前に連絡して聞いた方が良いと今回は痛感した。
それと余談ですが、札幌の街の路面は凍結すると言うので、靴の裏に取り付ける簡易型のスパイクを購入したけど、旅行から帰って地元(川崎)の商店街の靴屋にも同じ物が、売られているのに驚いたけど、値段がこっちの方が高い!
物価の相場が違うのかと思わされた。
以上三羽カラスが行く北海道旅行(札幌&小樽&ちと千歳)でした!
ここまで読んでくれて有り難う!そしてお疲れ様!!